役割と権限
Borderless のスマートカンパニーには、合同会社型DAOを運営するための役割があります。
中心になるのは、Founder、業務執行社員、非業務執行社員、ユーティリティトークン保有者、Platform Admin です。
ここでいう役割は、単なる参加者ランクではありません。
トークン、ガバナンス、販売設定、会社情報の更新、スマートコントラクト操作と結び付く権限です。
主な役割
現状の Borderless では、大きく分けて以下の役割があります。
会社ごとの規約やトークン設計によって、実際の呼び方や責務は変わることがあります。

役割は、上下関係だけを表すものではありません。
どのトークンを持つか、どの提案に投票できるか、どの設定を変更できるか、どの売上や販売情報を扱えるかを分けるための仕組みです。
Founder
Founder は、スマートカンパニーを立ち上げる中心的な立場です。
会社情報の管理、社員権トークンの発行、非業務執行社員トークンの販売設定、売上の確認や引き出しなどを担当します。
技術実装では FOUNDER_ROLE を持つアドレスとして扱われます。
Founder は強い権限を持ちますが、会社ごとの規約、トークン規約、ガバナンス条件に沿って操作する必要があります。
業務執行社員
業務執行社員は、合同会社型DAOの業務執行に関わる立場です。
Borderless では、業務執行社員トークンによってこの立場を表します。
技術実装では LETS_JP_LLC_EXE が対応します。
JP LLC 向けのガバナンスでは、業務執行社員トークンが投票権や定足数判定の基礎になります。
非業務執行社員
非業務執行社員は、出資や参加の立場を持ちつつ、業務執行社員とは異なる関わり方をする立場です。
Borderless では、非業務執行社員トークンによってこの立場を表します。
技術実装では LETS_JP_LLC_NON_EXE が対応します。
非業務執行社員トークンは、販売サービスを通じて購入される主な対象です。
ただし、非業務執行社員トークンを持つだけで、業務執行社員と同じ投票権を持つとは限りません。
ユーティリティトークン保有者
ユーティリティトークン保有者は、会社やプロジェクトが設計した機能、特典、参加権を使う立場です。
社員権トークンとは別に、サービス利用やコミュニティ参加のために設計されます。
どの機能を使えるか、譲渡できるか、販売されるかは、スマートカンパニーごとの設計によって変わります。
Platform Admin
Platform Admin は、Borderless プラットフォーム側の管理者です。
スマートカンパニーの初期作成、サービス登録、移行、運用上の設定など、プラットフォームを安全に動かすための操作を担当します。
Founder と Platform Admin は同じではありません。
Founder は自社の合同会社型DAOを運営する立場であり、Platform Admin は Borderless 全体の運用を担う立場です。
役割ごとの操作範囲
| 役割 | 主な操作 | 注意点 |
|---|---|---|
| Founder | 会社情報、トークン発行、販売設定、売上確認、実行操作 | 規約とガバナンス条件に沿って操作します。 |
| 業務執行社員 | ガバナンス参加、会社運営への関与 | JP LLC 実装では投票権判定の基礎になります。 |
| 非業務執行社員 | 社員権トークンの保有、販売経由の参加 | 業務執行社員と同じ投票権とは限りません。 |
| ユーティリティトークン保有者 | サービス利用、特典、コミュニティ参加 | 会社ごとのトークン設計に依存します。 |
| Platform Admin | 初期設定、サービス登録、移行、運用管理 | Founder とは別のプラットフォーム管理者です。 |
役割は 途中で変わることがある
スマートカンパニーは、状況に応じてトークン発行や権限設定を見直せます。
業務執行社員トークンの追加発行、非業務執行社員トークンの販売、特定アドレスへのロール付与、販売条件の変更などが対象になります。
ただし、役割変更は単なる表示名の変更ではありません。
トークン、ロール、ガバナンス、販売条件に影響するため、会社の規約と記録に沿って扱う必要があります。
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参加してから何をすればよいかは、はじめての利用手順 で確認できます。